個人事業主としていくら稼げるかとは別の尺度で、会社員ではない自由があり、その自由さの適正価格が気になった。
在宅勤務だから通勤しなくてよい。通勤しないので時間と交通費が浮く、実際には交通費くらい支給されそうな物なので、現実的には時間が浮く。
じゃあ行きと帰りの時間に時給を掛けた物が自由の値段かと言われると、難しい所がある。なぜなら、すべての仕事が時給で決まる訳でもないから。
とはいえ、まぁ妥当だとして、行き帰り1時間見て、時給1250円で仮に計算しておく。
時間を考慮するなら家賃も考慮すべきだとすぐに思う。しかし、俺の場合就職していたら社宅だったので、これも単純計算が難しい。
社宅が気に入らないとかメンタル的な理由を考慮せず、単純に家賃のみで計算すると3~5万くらいだったと思う(東京)。地方ならもうちょっと安い。実家が賃貸の人を除けば、維持費を引いて、インフラのダブりを考慮すれば、まぁこのまま計算していいんじゃない?と思う。4万で試算。
普通、会社辞めたいと思う人間は、人間関係が微妙なんだと思う。この計算が恐らく最も難しい。
一応別パターンで、やりたいことを実現するために辞める人も居るだろう。
人間関係が苦しくて辞める事を仮定すると、そういう裁判の慰謝料が参考になりそうだと思った。パワハラの場合50~100万だそうで、弁護士費用と相殺してるように見えた。ちょっと微妙。
病院の通院費で試算しても良い。けど、そんなにストレスなら退社しない限り治らない。逆に辞めたら一瞬で(2ヶ月くらいか?)治りそう。無理やり値段出せば、一回4000円が月4回で1.6万とかその辺かなと。
と言うわけで、定量的に考えると6万くらいだと思った。
しかし、定性的に見て、上にも書いたけどストレス要因が無視できない。
自由を競売に掛けて値段を出そうとする場合、そもそも自由な富裕層は参加しないので、多分値段の上限は低い。
手取り20万前後の若者が、「自由」に支払える金額は20-生活費万円なので6~8万程度の値段が付きそう。
手取り50万前後の中堅層が払える金額も同じくだが、これくらい仕事ができれば結婚してても可笑しくない。子供の養育費とか色々考えると、思ったより低いはず。これくらいの層から上は自由を買わない気がする。
そもそも、自由さにストレスとの関係を見出そうとする場合、転職してストレスをある程度軽減出来る事を考慮すれば、定量的にだけ考えれば十分とも言える。
一般的な答えは、高々10万。まぁ6万くらいが自由の値段だと思った。
個別の答え、要は俺個人が思う自由の価値は大分違う。俺の場合対人関係のストレスが転職で解決しないので、そのプレミアが結構高い。俺が自由を売る側なら、俺みたいな弱者をターゲットにするので、実際にはもっと高値になりそうではある。
就職を蹴っている事も考えると、単純計算で自由の価値は20万前後になる。毎朝笑顔で出社出来てる奴は、俺からすれば月給に20万の下駄履いてるのと同じなので羨ましい。
最終的に何が言いたいかというと、どれだけ損をしても俺は月20万、常に得をし続けるので強い。自慢話。フローが無いといつか死ぬのは知ってる。
(転職すると給料が下がる事が多いらしい。6万くらい下がるのは上の試算から行くと正しそうだが、社宅と交通費の有無とか時給が減るかどうかで全く別の計算になると思う。転職先に嫌な奴が増える可能性もある。独立するか、ある程度の処世術を身につけるのが現実的である。作り笑顔の表情筋は金で買えないが、筋トレ出来るので、その分を時給換算するのが妥当か。まぁ、嫌な奴相手にすると目線が変になる(なられる)し、視線コントロールは難しい部分がある。
俺目線、色々解決が厳しい。)
書いてて思い出したが、俺がやる可能性があった嫌な仕事が月給30万になったら多分やってたと思う。40万なら確実にやってた。
そう考えると、自由とか尊厳は金で買えるよなぁ。理不尽とハラスメントの適正価格って感じ。
そもそも、退職代行サービスがある時点で、弱者はもう相当ストレスに弱い。あれって裏を返せばイジメにインセンティブがあるようなものなので早く無くなって欲しい。悪どい奴は業者と組んでスプレッド拾ってそう。というか俺ならそうする。
一件3~5万らしいので、いじめる奴、イジメられる奴の友達、俺、対象者が必要で、業者50%、友達に25%、俺に25%とか配分すれば1万近く儲かる。大企業で多方面に顔が効く、特に人事にコネがあれば普通に副業になりそう。
みたいな、悪い計算ができちゃうので、辞めるときくらいは自分でやろうね。5万円稼ぐの結構しんどいよ。
意味不明オチ。おわり。